寄ってよ
そばに来たんだったら寄ってよ。


●
えー、風呂屋でコーヒー牛乳を飲んでいて
フトその蓋に目をやると「ちょうどイイかも、、、。」
こう思ってカバンに入れっ放しにしておりました。
で、今日試してみますと、あらまぁピッタシ。
えーここで僕は意味もなく声高らかに宣言させて頂きます。
「ここの風呂屋のコーヒー牛乳の蓋はハクバ37ミリレンズガードに
ピッタシ!」


ありがとうございました。
2006年09月24日 | 未分類 | トラックバック:0 | コメント:2
目立たないように
そんな風にして。
●
「May I smoke?」

「は?メイアイ、、? あ、あー、タバコね、はいはいどーぞ。」
そのピースの形にして僕の目の前に突き出たゴツゴツした指にタバコを挿してやる。
ジュッとライターで火も付けてやる。
「う、ゲホッゲホッ!オエ!ゴホッ」
「おじさんさぁ、ホントはタバコ吸っちゃいけないんじゃないの?」
「んなこたぁーねぇーよぉ!もぉー!!!●Φ△□$、、ゴニョゴニュ、」
「さっきの、May I、、ってさ、英語喋れるのすごいじゃないっスかっ」
「いいかぁ、オレはな、マ○コと酒が好きだぁあああ!!!おい!お前ここに座れっ!!」
「はぁ、。」
「お前、女いんのか?」
「いや、いないですけどね、、おじさんはいんの?」
「いないっ?ばかや、、ゴホ、オエッ、、座れよ!!おれはなぁマ○コが好きで、、」
「いや、それ聞いた、、」
こんなにも見事なまでに飛び出た鼻毛は今まで僕は一度も見たことがない。
しかも長く垂れさがった鼻水とミックスされてツララ状になったものが
街灯の灯りに照らされ宝石のようにキラキラと輝きを放っている。
もうこれはある種の芸術作品と言ってもさしつかえないだろう。
話は昔アメリカに行った事や女性の事にポンポン飛ぶが、なにしろ
酒が入っている為か喋っている言葉がかなり聞き取り辛い。
「昔?昔はなぁえー!■Φ△□、、百姓やってたんだよなぁー!」
「百姓、どこでやってたんスか?」
「■¥☆●#○!!」
「、、、。」
「お前わぁ、夢あんのかぁぁ!え!あぁ、おりゃぁ、あるぞぉー!」
「なんですか、おじさんの夢って?いやー、知りたいなぁ。」
「そりゃぁなぁ、、三億円だぁあああ!!」
「三億って!そりゃ夢っつーよりただの宝くじの話じゃぁないっすか!」
「うひゃらぁー!○!■Φ△□!!」
おじさんはニコニコしながら万歳ポーズで後方に倒れこんだ。
2006年09月10日 | 未分類 | トラックバック:0 | コメント:0
むだで
意味のない事をするのって素敵じゃないですか。
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「おとうさん、えーと、、、こっちイワシもらおうかな!」


ここいらの食堂は朝早くから開いている。
まだ朝の七時前。
泥棒市をのぞいた後、腹がへったので交差点そばの小さな食堂に入って
モツ煮丼350円と味噌汁70円を頼む。
後から入ってきて僕の隣りに座った60歳前後の労働者風の男が店主(80歳位)
に向かって大声で注文する。
その訛りから北海道出身と僕は想像する。
店主はとてもやせっぽちで、耳は遠くて何度も何度も注文を聞き直す程なんだけど、
頭にねじり鉢巻を巻いた姿がサマになっていて威勢がいい。
年季が入ってる、というやつだ。
「イワシ?あぁー、、イワシは煮たやつしかないよぅ!」
「そしたらぁ、煮たのもらうかぁ!」
「煮たのもない!イワシはないよぉう!」
「そしたらぁ、メザシもらうかな。」
「メザシは焼かないとないよぉう。」
「そしたらぁ、えー、、と、、」
「イワシは煮たのならあるよぉう。」
「そしたらぁ、海苔チクとご飯と味噌汁もらうか!」
なんだかおかしな会話ではあるけれど、これでいいんだ。
2006年09月04日 | 未分類 | トラックバック:0 | コメント:0